平成に生まれたテクノロジーを振り返る。(携帯電話編)
長かった10連休も終わってしまいましたね~。
遊び尽くした方も、お仕事だった方も、学校やお仕事モードに戻って、「やっぱり頑張らなきゃなー」と気持ちを新たにしていらっしゃると思います。
平成はまさに今の私たちの生活に繋がる数々のテクノロジーが生まれた時代でした。
今回は、携帯電話を中心に平成を振り返ってみましょう。
平成元年の携帯電話
こちらはDDIセルラー(現在のau)が平成元年に発売した携帯、「モトローラ・マイクロタック」です。
今のようなカラー液晶画面は無く、7桁の数字を表示できる電卓のような表示で、「ザ・携帯」という感じの無骨なデザインでした。
日本での価格はわかりませんでしたが、アメリカでは約30万円で販売されていたそうです。
改めて見るとレトロ感があってちょっとカッコいいですね。
1990年代の携帯電話
Windows 95が発売になった同じ年、1995年にPHSのサービスが始まりました。
当時とても高価だった携帯電話のサービス料金よりも安く、通話とメールが出来るPHSはあっという間に若者層を中心に普及しました。
1993年に約200万件だった携帯電話の契約が、1996年にはPHSと合わせて13倍の約2600万件に急増しました。
昨年には、2020年7月にPHSのサービスが完全に終了することが告知され、話題になりました。
また、今ではごく当たり前の着信メロディの機能は1996年に日本で発明されました。
1990年代の携帯電話は、小さな白黒の液晶画面がついていました。
1999年に初めてJ-PHONE(現在のソフトバンク)から、カラー液晶のついた携帯が発売されました。
当時、液晶がカラーになったことはとても画期的で、大人気になりました。
2000年代の携帯電話
今も当たり前に使っている「写メ」という言葉ですが、2000年に初めて携帯電話にカメラが搭載され、その時の広告で写メールという言葉が使われました。
このカメラ付き携帯も日本発で世界に普及したものでした。
また、2006年にはワンセグ放送でテレビつき携帯も登場しました。
2008年7月11日、日本の携帯電話の時代の大きな転換点がやってきます。
iPhone 3Gの発売です。
これまで日本発の様々な機能を搭載して独自の進化を遂げてきた日本の携帯電話ですが、iPhoneをはじめとするスマートフォンの登場で急速に世代交代が始まります。
iPhoneのすごいところは、電子手帳やコンピュータに近い機能をあのサイズに凝縮した上で「これは新しい電話機です」という売り方をしたところだと思います。
「電子手帳に電話機能がつきました」という登場の仕方だったらここまでのスピードで普及しなかったでしょう。
2010年代の携帯電話
iPhone 3Gの発売以来、2009年にGoogleのAndroid、2010年にWindows phoneが登場しました。
現在、電車の中などを見渡してもほとんどの人がスマホを持っていて、随分普及したなと感じられていると思います。
しかし、日本のスマホの普及率は、先進国の中ではかなり下のほうなんだそうです。
昨年発表されたPew Research Center の調査結果では、日本は66%、アメリカやオーストラリアよりも15ポイントも低い数字に留まっています。
一方、タブレットなどのスマホ以外の携帯端末を使っている人が多いのも日本の特徴です。
高齢化が進んでいる日本ならではの現象なのかもしれませんね。
令和の時代、携帯電話はどのように変わっていくのでしょうか。
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