これから企業が採用したい人材とは?(3)プログラミング
採用面接についてのお話しの続きです。
テクノロジーへの適応力の高い人を求めている
技術職の採用でなくても、パソコンのスキルについては必ず質問しています。
「自分のPCを持っていますか?」
「ネット検索以外でPCをどんな風に使っていますか?」
「入社後に使えそうなPCのスキルをお持ちですか?」
実際のところ、技術職でなければPCのスキルが低い程度で不採用の判断はしていません。
しかし、PCのスキルを持っていたがために、新しいチャンスを掴める人材に育っていくケースもあります。
一昨年に入社した私の部下は、PCについてこんな経験を持っていました。
中学、高校の頃に携帯のアプリを作って遊んでいました。
学校の授業のための問題集をJAVAでプログラミングして携帯のアプリにして、友達同士で問題を出しあって、遊びながら勉強をしていました。
彼は元々、純粋な技術職として採用されたわけではありませんでしたが、彼の入社時研修の時にこのエピソードを聞いて、私は彼にこう伝えました。
これからは専門のプログラマーでない人でもプログラミングのスキルが必要になってくる。
これからExcel VBAを勉強して、同僚や先輩方の日々の仕事を楽に出来るようなツールをたくさん作っていってほしい。
既に10代でプログラミングを経験した彼の学習速度はとても速く、入社して半年も経たないうちにExcel VBAで便利なツールを公開しはじめました。
その当時、他部署からは「すごい新人が入ったね~」と噂になりました。
もうすぐ入社2年を迎える現在、先輩方からも一目おかれ、毎日、生き生きと仕事をしています。
STEAM Tokyoでは、学生のための次世代プログラミング教育を行っています。
近々、体験会を開催予定です。
体験会の詳細は追ってこのブログで告知させていただきます。