[学生必見] テクノロジーに強い人は同期より高い給与を受け取れる。

以前、「今年2019年を境に、日本のIT人材が減少していく」という話をこちらの記事で書きました。

現在、世界規模でテクノロジーに強い人材の取り合いが激化しています。
日本も例外ではなく、いくつもの有名企業がこうした人材の確保に乗り出しています。
ソニー
ソニーは2019年度から新入社員の中でもテクノロジーに長けた人材に対して初任給を他の社員よりも2割増しにすることを日経が報じました。
ソニーの院卒の初年度の年収はおよそ600万円と言われていますので、テクノロジーに強い人は最大で初年度から年収が720万円になります。
新卒で720万円というのはかなり魅力的ですね。
ただ、こうした採用枠に入れる人は新入社員の5%だそうです。
つまり、400人の新入社員の中のわずか20人が、同期よりも高い初任給を受け取れることになります。
ヤフー
ヤフーは2018年から、高度人材の採用枠を新設しました。
この採用枠に当てはまった人は他の社員よりも年俸が5割高くなります
LINE
LINEは2020年から高度人材の初年度の最低年俸を約200万円増額するそうです。
これによって初年度から年収が700万円ほどになるとのことです。
横並びから実力主義に
こうした動きから、これまでの日本企業に根強く残っていた横並びの年功序列から、実力のある人に相応の給与を支払う実力主義へと企業側の意識が転換していってることがうかがえます。
これは、すでに日本の優秀な人材が中国やアメリカといった外国企業に流出してしまっているという事実に対する危機感の現れでもあります。
では、技術だけを身につければいいのか?
こうした、企業が高い給与を支払って採用したい人材とはどんな人でしょうか。
私自身も新卒の採用面接をお手伝いしていますが、大学のブランドや学校の成績は必ずしも採用・不採用の決定的な要素ではありません
採用担当者が魅力的だと感じるのは次のような力を持った人です。
  • 今の時代にあったテクニカルなスキル
  • 限られた情報から自ら学ぶ力
  • 変化に適応できる柔軟さ
  • 自分の考えをわかりやすく述べる力
これらを併せ持っている人は、就職で圧倒的に有利です。
例えば、「自分はプログラミングを学んできたのでテクニカルなスキルは充分ある」と思っていても、そのプログラミング言語が古かったりニッチなものである場合、企業のニーズに合わないため採用を見送ることはよくあります。
自動化技術、AIや機械学習がテクノロジーのトレンドになっています。
これから必要とされる技術を学び、将来性のあるスキルを身につけることが、結果として企業のニーズにもマッチすることになります。
また、いかに高度にテクニカルなスキルを持っていても、その技術に詳しくない人にもわかりやすく伝えることが出来ない人は社内でのコミュニケーションに支障をきたします。
企業の中では、同僚や上司とともに一つの仕事を進めていきます。
コミュニケーション能力は社会に出る上で最低限のスキルとして学生時代から磨いておく必要があります。

日本セクレール®教育協会では、プログラミング入門のための無料体験講座を毎月開催しています。

ぜひ、楽しい雰囲気の中でプログラミングを体験してみてください。

STEAM Tokyoでは、学生のための次世代プログラミング教育を行っています。

近々、体験会を開催予定です。

体験会の詳細は追ってこのブログで告知させていただきます。

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