学生時代にやっておかないと絶対後悔すること(1) – 自己分析

就職して初めて「あぁ、時間のある学生時代にやっておけば、会社に入ってからこんな苦労をしなくてもいいのに…」と後悔することがあります。
社会人の皆さんは、必ずこうした経験をしていると思います。
今回は、社会に出る前の学生の皆さんに向けて、「今、時間があるうちにやっておくべきこと」についてお話しします。
一部の専門性の高い大学(医大、会計士の専門学校など)の学生を除いて、多くの学生の皆さんは、まだどんな仕事をするかイメージを持っていないでしょう。
社会に出て、自分に合った仕事に就くためには、自分を知る必要があります。
質問1 あなたはどんな性格の人ですか?
自分の性格というのは、わかっているようで実はよくわかりません。
自分の良い面はよく観察しますが、悪い面から無意識に目を背けているからです。
例えばご家族や友人から自分の悪い点を指摘された時、心の中では「だって○○だったから、仕方ないよ…」と理由づけをします。
これは決して悪いことではなく、自然な心の反応なんですが、自分の性格を把握する事の妨げになっています。
では、どうしたら自分の性格の良い面も悪い面も正しく知る事ができるでしょうか?
一つのやり方は、性格を分析する客観的な指標を使うことです。
そのうちの一つ、16 personalities をご紹介します。
10分程度で終わりますので、試してみてください。
自分の性格傾向と、強み・弱みを知る事が出来ます。
強み・弱みは英語で書かれていますが、高校生から大学生の英語力で充分読めますので、客観的なら指標から見た自分の性格をよく読んでみてください。
自分の性格傾向を知ることは、実は企業に入ってからも何度も研修を受けることになります。
自分を知ることで、どんな方法で仕事や同僚と向き合うかを考えることが出来るようになります。
質問2  あなたが最も得意とする事はなんですか?
この質問は、就職の面接でも聞かれることが多いと思います。
面接の場でのこの質問の意図は何でしょうか?
面接官は、「とりあえずリラックスしてもらうために、得意な事の話を振ってみよう」と思っている場合もありますが、多くの場合「この人はなぜ得意になったのか、そのためにどんな努力をし、失敗をし、そこから学んだのかを知りたい」と思っています。
つまり、他人には負けない何かを持っている人なのかどうかを見られているわけです。
みなさんはどうでしょう?
学生時代は、社会に出た後よりも圧倒的に時間があります。
その時間を使ってアニメ、マンガ、ゲームなどのコンテンツを消費する事も悪い事ではありませんが、失敗しながらでも自分の力で成し遂げた事を1つは持っておくようにしてください。
質問3 あなたの性格とスキルを活かして、どんな仕事ができますか?
質問1と2を踏まえて、この質問です。
これは、自分がどんな仕事に向いているかを考える材料になります。
冒頭でお話しした通り、ほとんどの学生はどんな仕事に就くかを学生時代の最後に決めることが多いでしょう。
しかし、その選択は本当に正しかったのでしょうか?
入社して半年、さらには数ヶ月で退職していく新入社員を何人も見てきました。
「自分はこの会社には合わなかった」というのが退職していく社員の言い分ですが、それだけではないと思っています。
その会社のブランドだけしか見ていなかったのではないか、自分の性格やスキルを充分見極めていなかったのではないか。
同じ会社の先輩としてはそんな風に感じることも多々あります。
自分の性格やスキルに合っている仕事とは何か、時間のある今のうちにじっくりと考えてみてください。

STEAM Tokyoでは、学生のための次世代プログラミング教育を行っています。

近々、体験会を開催予定です。

体験会の詳細は追ってこのブログで告知させていただきます。

学生時代にやっておかないと絶対後悔すること(2) – 語学」に続きます。

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