3大プログラミング言語の将来性は?

「どのプログラミング言語が最強か」という議論は、日本人が「日本語サイコー!」と言っているぐらい意味の無い話ですが、「プログラミング言語の将来性」は、この先のお仕事とお給料に直結するので、最近の動向をお話しします。
Google3大言語というものがあります。
これは、Googleで社内標準として使われているプログラミング言語で、C++、Java、Pythonだと言われています。
実際にはこの他にJavascript、Go、TypeScriptなども標準として使われているようです。
これら3つのメジャーな言語はこれからどれぐらい将来性があるのでしょうか?

人材派遣の株式会社VSNが「今後、現場におけるニーズが高まると思うIT技術は?」という調査結果を発表しました。

1位 Python
「開発ツール、方式、言語」部門では昨年に引き続きPythonが1位でした。
Pythonはインタプリタ型言語に分類され、C++に代表されるコンパイラ型言語と比べると処理速度が遅めですが、プログラムの書きやすさと習得が比較的簡単なことから近年人気が高まっています。
またPythonは、4位のDeep learningや9位のデータサイエンスに圧倒的な適性を持っていて、現在こうした領域で使われるプログラミング言語はほぼPython一択になっています。
さらに、IoTの分野でも、IoT機器から送られてくる大量のデータの分析にも利用されています。
仕事の中で様々なデータ分析をする機会がどんどん増えていきますし、これからAIの時代がやってきます。
そうした流れの中で、Pythonは将来にわたって活躍できるプログラミング言語だと言えます。
6位 Java
Javaが6位に入っています。
これは、Androidアプリや業務ソフトウェアの開発に使われます。
これまで様々な業務ソフトウェアにJavaが使われてきましたが、現在はより生産性の高いプログラミング言語が登場していて、少し元気がない印象です。
身近なケースでも、業務ソフトウェアは11位のPHPや13位のRubyに置き換わってきています。
ただ、世界のスマホの約8割がAndroidだと言われていますので、今後もAndroidアプリの需要はかなりあると思います。
15位 C++
C++は、1980年代に登場した歴史のあるプログラミング言語です。
家電製品や自動車の自動運転、さらにはIoT機器の制御ソフトにC++が使われています。
C++はプログラミングをするための開発環境の構築が比較的難しく、言語自体も奥深く、難易度が高いので、これからプログラミングを学び始めようという方にはなかなかオススメしにくいです。
例えばPythonなどの敷居の低い言語を学んでプログラムの挙動を理解した上で、必要であればC++に入門するというのが良いと思います。

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