AIに仕事を奪われないために今すべき2つのこと。(後編)

前回からの続きです。
2013年のオックスフォード大学の研究では、自動化技術やAIによって、これから10年から20年で数多くの職業が消えていくと言われています。
では、将来も消えて無くならない職業に就くために、今から何ができるでしょうか?

1. 論理的思考力とプログラミングの能力を身につける

これは決して「IT会社でプログラマーとして働く」という意味ではありません。
オックスフォード大の研究の中でも、「指示を受けてプログラミングするような一般的なプログラマー」が機械に置き換えられる確率は48%で、かなり高い数字になっています。
みなさんが目指すべきは、プログラミングの知識と論理的思考力を身につけ、会社の業務をどうやって機械に置き換えていくかを考え、仕事の効率化をする人になる事です。
会社にとって業務の効率化は至上命題で、常に効率化を考えています。
これは未来でも同じです。
新しいテクノロジーが登場した時にそれを敏感に見つけ、学び、仕事に活かす、それが出来る人は今後もどんな職種でも必要とされます。

2.人間ならではのユニークなスキルを身につける

機械に置き換えられる確率が極めて低い仕事の中にはこんなものがありました。
 – 微生物学者、医師、薬剤師、看護師
 – コンピュータシステムアナリスト、ソフトウェア開発者
 – 電気エンジニア
 – グラフィックデザイナー、マルチメディアアーティストとアニメーター
 – 数学者
これはまさに、STEAMScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5分野の職業です。
機械は定型的な繰り返しの作業や、すでに与えられた材料を元に発展させる事は得意ですが、創造性、探究心、直観力は苦手です。
患者さんを相手にするといった、人間でなければ出来ない仕事や、ゼロから新しいものを生み出す仕事は機械に奪われることはありません。
むしろ、こうした職業は、今よりももっと発達したテクノロジーのサポートを受けて、より便利に、効率よく仕事を進めていけるようになっていきます。
将来、社会に出て活躍出来る人になるために、いま何が出来るのか。
じっくりと考えてみて下さい。

STEAM Tokyoでは、学生のための次世代プログラミング教育を行っています。

近々、体験会を開催予定です。

体験会の詳細は追ってこのブログで告知させていただきます。

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