passive-progressivismから抜け出すために

Passive-progressivism
うまい日本語訳が思いつかないんですが、今から16年前にBONNIE PINKさんが発表した曲のタイトルです。
BONNIE PINK「Present」の9曲め(iTunes storeで試聴できます。)
この歌詞のなかにこんな一節があります。
冷めてただ動かず
秘めてただ戦わず
それが強さだと信じている

遠くから威嚇して
近しい者ねじ伏せて
それが新しいと信じている
これはまさに、今の日本の風潮を言い当てているように思います。
皆さんも会社やネットで、こんな人たちを見かける事が多いのではないでしょうか?
自分は正しいので、過ちをおかした他人を糾弾してもいい
いわゆる「けしからん罪」ですね(汗)。
こういう人たちは「この世界が正しくあるべきだ」と思っています。
それはそれでいいんですが、「過ちをおかした人は責められるべきだ、自分も便乗していいはずだ」という発想をします。
個人が匿名で何でも発信できるようになり、部外者なのに評論だけをする人がたくさん出てきましたね。
自分は他人より優れているので認めさせたい
マウントを取りたい人の心理はこんなものじゃないでしょうか。
これは「他人よりも優位なポジションに立ちたい」という心理の表れですが、その裏には自分自身の「自信の無さ」があります。
実際、自分自身で研鑽を積んで来た人は、マウントなど取る必要を感じたりしません。
うちの会社のやり方は間違っていると吹聴する
声ばっかり大きいんですが、その割に、自ら会社を変える努力をする気はない人っていますよね。
会社が間違っていて変えたいと本当に思っているなら、既に何らかの行動を始めているはずです。
転属して新しい仕事のやり方に自信がないけれど、きっと会社が教えてくれる
会社や上司が、給与も教育も働く機会も全て与えてくれると信じているんでしょう。
こういった人たちの共通点とはなんでしょうか?
自分を取り巻く世界をより良くしたいという気持ちがあり、それを強く主張したい。
でも自らは行動はしない。
Passive-progressivismはそういった心理を表す言葉です。
行動する事しか自分の世界を変える方法は無い
自ら行動することはめんどくさかったり、失敗のリスクがあったりします。
しかし、行動しなければ、自分を取り巻く世界を変えることは出来ません。
行動せずに、時間だけを失っていつか後悔する事と、新しい挑戦をして失敗しながら前に進む事とは全く別のものです。
明日から4月です。
皆さん自身の世界を変えるために、新しい挑戦を始めてみませんか?

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