テクノロジーが普及すると、私たちは働くマインドを変えざるをえない。
これから10年程度で、コンピュータ技術の発展や自動化技術、人工知能(AI)の普及によって私たちの仕事が機械に奪われ、多くの人が失業すると言われています。
最近の企業の動きを見ていると、自動化技術(RPA)はあと3年程度、AIは6年程度で多くの有名企業に普及してきます。
日本の人口減少による人手不足と経済の減速を背景に、これからの社会人は「テクノロジーに仕事を奪われる人」と「テクノロジーを使いこなす人」に大きく二分されてきます。
こうした人たちの大きな違いは、「どんなマインドで仕事に臨むか」と「これからどんなスキルを身につけるか」です。
今までの働き方を変えられず、テクノロジーに仕事を奪われる人
こうした人たちの持っているマインドは…
- 「新しいことにチャレンジするようなリスクは取りたくない」
- 「指示された通り、定型的な作業を粛々とこなせれば満足」
- 「なんで休日にまで仕事の勉強をしなきゃいけないの?」
といったものです。
コンピュータは狭い範囲の定型的な作業を最も得意とします。
実際に、こうした作業をテクノロジーによって置き換えようと、数々の企業が取り組んでいます。
自分から変化や成長を求めない人は、あっという間にAIに仕事を奪われてしまいます。
テクノロジーを使いこなして、今の仕事をもっと効率よく変えていこうとする人
このタイプの人はこんな風に考えます。
- 「指示されたやり方が正解だとは限らない。もっと何かいい方法があるはずだ」
- 「細かく説明されなかったけれど、とりあえずチャレンジしてみよう」
- 「わからない事があったら、休みの日に自分で勉強してみよう」
好奇心が旺盛で、仕事も自分自身も変化していくことを楽しめる人は、AIをはじめとするテクノロジーが普及した後も会社の中で活躍していくことができます。
こうしたマインドは、コンピテンシーと呼ばれる「高い業績・成果につながる行動特性」と位置づけられ、各企業で社員を評価し給与や昇進を査定するための基準の一部にもなっています。
学生の皆さんが社会に出る頃には、すでに、今あるいくつかの仕事は機械に置き換わっているはずです。
どんな大学に合格するか、有名企業の内定を取れるかという事も大変重要ですが、どんなマインドとスキルを身につけて社会に飛び出すのかによって、その先は大きく変わってくることでしょう。
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