人間はもうすでに機械に仕事を奪われはじめている
様々なところで「AIが人間の仕事を奪う」と予想されています。
いやいや、AIが人間の仕事の代わりが出来るなんて、まだまだ10年ぐらい先の話でしょ?
と思われる方もいますよね。
でも実はAIでなくても、すでにコンピュータに人間の仕事が奪われつつあります。
これから一気に企業に普及してくるRPA(Robotic Process Automation; 自動化プログラム)によって、事務職や経理、人事、採用の中の定型的な仕事のほとんどはコンピューターに置き換わります。
この変化はとても速く、あと3年ぐらいで目に見て起きてきます。
私のごく身近な事例でも、ある部署で定型的な仕事をこなす5人の派遣社員を2021年までにゼロにする計画が立てられています。
コンビニやスーパーのレジ係の仕事はどうでしょうか?
コンビニもスーパーもセルフレジを見かけるようになりましたね。
中国では、すでに数百店舗の無人コンビニがあるそうです。
日本でも、都内で赤羽や兜町など数ヶ所、実験店舗が出始めました。
今後無人化が進めば、コンビニのバイトに合格する事も狭き門になってくるでしょう。
「お給料は安くていいから、派遣社員やバイトで定型的な繰り返し作業をしてお金を稼ぎ、そのお金で自分の夢を追いかけたい」というのは難しい時代がすぐそこまで来ています。
定型的な作業が出来るだけでは、もはや仕事を持つ事すら難しい。
「人間の私だからこそ出来ること」を学生のうちに身につけて、社会に飛び出していってください。