令和の今、Excel VBAを学ぶべき4つの理由。

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VBAはプログラム開発者に嫌われる言語

Stack overflowというプログラム開発者の掲示板サービスの2019年の調査で、VBAは嫌われているプログラミング言語で1位に選ばれました。

本業として日々プログラミングをしている開発者からしてみれば、VBAが嫌いなのはよくわかります。
VBAは基本的にMicrosoft Office製品の自動化にしか力を発揮しないので、webアプリ開発やビッグデータの取り扱いといった、最近のプログラミング業界のトレンドからは離れています。
また、言語そのものも、10年以上抜本的な見直しがされていないため、最新のプログラミング言語と比べると古いと感じる開発者が多いのも事実です。
私も、これからプロのプログラム開発者になろうという方にExcel VBAを勉強してほしいとは思いません。
それでもExcel VBAを学ぶべき4つの理由
1. Excelユーザーの圧倒的な多さ
最新のマイクロソフトの発表では、Office365の商用月間アクティブユーザー数(Excelを仕事で使っている人の数)が1億8000万人いるそうです。
Office365とは最新のサブスクリプション版の製品のことです。
今も、過去に販売されたパッケージ版のOfficeを使われている会社もたくさんあると思いますので、それを含めると、この倍ぐらいになるかもしれません。
皆さんも、仕事でExcelを使わない日はほとんどないのではないでしょうか。
2. Excelを使った仕事が効率化されていない
これは皆さんが日々感じられていると思います。
例えば、毎月の売り上げ報告のために、2時間かけて、Excelで手作業と関数を使って決められた集計表やグラフを作って、それをPowerPoint に貼って、スライドを作ってOutlookのメールで上司に提出する。
これに似た仕事をされている方は非常に多いと思います。
VBAを使うと、こうした作業が数秒で終わります。
しかも、Excelの作業だけが数秒に短縮できるのではなく、PowerPoint に貼って、メールに添付して送るところまでの一連の仕事を数秒で終わらせることができるのです。
「VBAは基本的にMicrosoft Office製品の自動化にしか力を発揮しない」というプログラム開発者たちの考える欠点が、こうした業務の中では圧倒的な強みになります。
3. 自分の仕事の効率化→会社への貢献
保険会社の三井住友海上は、Excel VBAを活用することで年間350,000時間を削減したそうです。
元々は、1人の社員がごく一部の業務に対してExcel VBAを使って効率化するところからスタートして、最終的には会社全体の効率化に貢献できるようになったのだそうです。
4. RPA時代にも対応できる
RPAという業務自動化ソフトウェアが普及してきています。
RPAが導入されるとVBAは不要になると言う方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
プログラミングの知識があると、同僚よりもRPAを使いこなすことが出来ます。
とある大手のRPAのタスクエディタは、VBAの編集画面にそっくりな構造になっています。
VBAでプログラミングする感覚で、ロボットの設定をすることが出来ます。

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