AIに仕事を奪われないために今すべき2つのこと。(前編)

今から10年ほど前、世界金融危機やリーマンショックという世界経済の大きな事件が起きたことで、いわゆる就職氷河期がやってきました。

2010年は大卒の就職率が60.8%と低く、本当に大変な時期でした。
しかし、日本の経済はゆるやかに回復に向かい、2018年の大卒就職率は77.1%と順調に伸びています。
では、今、中高生の皆さんが就職する頃も、果たしてこの好調が続いているのでしょうか?
2013年のオックスフォード大学の研究では、これから10年から20年で数多くの職業が消え、機械に置き換わっていくと言われています。
非常に高い確率で消えると予想されているのは、例えばこんな職業です。
 – 銀行の融資担当者
 – クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員
 – 金融機関のクレジットアナリスト
 – 保険の審査担当者
 – 弁護士助手
 – 薄記、会計、監査の事務員
 – 税務申告書代行者
日本の就職希望業界ランキングで必ず上位に来る金融・保険業界や、安定していると思われている法律、会計、税務の職種でさえ、高い確率で機械に置き換わると予測されています。
今後、様々な仕事が自動化されていくと、こうした業界の求人は減少し、また新たな就職難の時代がやってくるでしょう。
一方で、こうした自動化やAIが普及したからこそ必要になってくる新しい仕事が生まれるとも言われています。
では、今、中高生の皆さんが就職する頃、就職活動で苦労しないために、今から何ができるでしょうか?
続きは次回にお話しします。

STEAM Tokyoでは、学生のための次世代プログラミング教育を行っています。

近々、体験会を開催予定です。

体験会の詳細は追ってこのブログで告知させていただきます。

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